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updated 2022-04-07
〒193-0824・東京都八王子市長房町22-30・☎080-5090-4853                                                                                  


エンカウンターグループ
  

2020現在、エンカウンターグループの性質上、開催自粛しております。ご了承ください。

想像してみてください・・・。
 

『様々なご縁でいろんな場所からいろんな参加者の皆さんが、輪を描いて座る。
 
 
 
その空間では、年齢も、性別も、社会的な肩書も、悩みの有無も関係ない。
 
 
 
ただ、あなたが、ありのままのあなたでいていい空間。
 
 
 
 
様々なご縁で語られるテーマは自由。仕事の話、趣味の話、悩み事、あなたは話すこともできるし、話さないでいることもできる。
 
 
その空間では、強制されることもない。「空気を読む、読まないとか、しなければならないとか、するべき。」という言葉のない世界。
 
 
 
ただ、あなたが、ありのままのあなたでいていい空間』を・・・。
 
 

 
東京・八王子の自然豊かな和室空間で「エンカウンターグループスペース木陰の風」心のお茶の間語らい空間で、心の交流、セラピストも、カウンセラーもお悩みのある人もない人も自己啓発目的の人も、人間関係を広めるため、人脈を広げるために来る人も関係なく、どなたも自由に参加していただける、エンカウンターグループ体験してみませんか?







次回の非構成エンカウンターグループ

開催日が決まり次第お知らせいたします。

 

非構成エンカウンターグループの時間の流れの中で様々なご縁でその日に集まった人の輪の中で語り合う。どのような気付きや発見がうまれるのでしょうか。心よりお待ちしています。


詳細過去のものについてはこちらからどうぞ。
 
LinkIcon非構成エンカウンターグループ&アートセラピーワークショップ


開催場所: カウンセリングルーム木陰の風
 




参加人数:9~10名様まで

4000円以下で合計午前2時間半お昼休憩1時間を入れて午後2時間半の計5時間ご参加いただける非構成エンカウンターグループはなかなか都内でも他県でも珍しいと思います。静かで騒音の少ない、落ち着いた掘り炬燵や障子や畳で靴を脱げる和室空間でのエンカウンターグループもお陰様で毎回大好評です。ご予約のご連絡はお早めに)
 
 
開催日時はこちらのページや木陰の風トップページ中段、「最新ニュース」でスケジュールが決まり次第どんどん書き込んでいきます。





参加料金:3500円(税込) 料金は一律で開始前か終了後にお支払いください。領収書ご希望の方はお早めにお申し出の上、開始前にお支払いください。乳幼児は無料です。
 
 

※料金は一律です。エンカウンターグループによってはお時間がオーバーしたりする場合ございますが、追加料金は一切いただきません。
 
※途中参加の方や遅れてきた方も同額お支払いいただきます、ご了承ください。当日はなるべく時間をお守りいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 
●お申し込み方法 カウンセリングと同様木陰の風携帯電話かSMS、普通電話でどうぞ。
 
携帯:080-5090-4853
 
普通電話:042-664-6045
 

LinkIconエンカウンターグループお申込み
 
 
※エンカウンターグループは個人カウンセリングではありません。そのため、当日の飛び込みのご参加も遠慮なくどうぞ。その際事前に木陰の風携帯電話か普通電話にご連絡ください。定員いっぱいの場合はお断りさせていただく場合もございます。ご了承ください。
 
※また当日、ご都合が悪く、お申し込み後、キャンセルのご連絡はお手数ですが、木陰の風携帯電話か普通電話へよろしくお願いいたします。キャンセル料につきましては前日50%、当日100%となります。予めご了承ください。



その他詳細につきましては、以下でご確認ください↓

 





エンカウンターグループとは日本語で直訳すれば「遭遇、出会いのグループ」といった感じでしょう。発祥は現代のカウンセリングの基礎、受容、共感、傾聴カウンセリング「来談者中心療法」の基礎を作ったと言われるアメリカの臨床心理学者カール・ロジャース博士が発案したベーシックエンカウンターグループがルーツの集団的心理療法アプローチです。その中でも、木陰の風で行われているものは、非構成的(ほとんど専門性を意識していない)で、包括的エンカウンターグループを一心理療法として、心のふれあい、様々な人との交流、心の出会いの場ととして、誰もが気軽に訪れることができる「心のお茶の間語らい空間」として木陰の風流にカウンセリングマインドの普及を目的に取り入れています。
 
包括的とは「全体、繋がり、バランスなど、すべてを包み込む包含した」という意味です。この専門性を意識しない(非構成的)でホリスティック(包括的)なエンカウンターグループアプローチを一心理カウンセラー、一ブリーフセラピスト、一催眠療法家として、ボランティアカウンセラー、ファシリテーターとして数多くのエンカウンターグループに参加してきた者として専門用語抜きで説明させていただくと、


まさに当ページ最上部の『想像してください~』の文章そのままです。「年齢も、性別も、職業も、お悩みや心の症状があるなしも、関係なく、エンカウンターグループに集った皆さんが、それぞれの価値観や体験をベースに、皆さんの心の赴くまま、心ををさらけ出して話すことも、壁を作ることもできます。普段言えないことを話すこともできます。話したくないことは隠すこともできます。泣くこともできます。愚痴を言うこともできます。空気を読む必要もありません。思ったことをありのままの、心の仮面を被らない本来のあなたで雑談することもできます。様々な目的で参加している皆さんの中から自然発生する対話の中で、自然発生する心の交流を通し、ある人は何かに気付くかもしれません。ある人は何か悩んでたものに対する解決の糸口が見えてくるのかもしれません。ある人は自分のフィーリングにフィットした人と友人になれるかもしれません。ある人は仕事の人脈作りに役立つのかもしれません。ある人は普段話せなかったことが話せてすっきりするのかもしれません。ある人はこれまでに出会ったことのない多趣味の人や職業の人からの専門的な話や雑学の話で、自己啓発的なヒントが見えてくるのかもしれません。セラピストやカウンセラーの方が参加すればカウンセリング的な相談コーナーあるいは、専門的な話に、多趣味な方が来れば趣味の話になるかもしれません、病院に通っている方が来れば、病気の話になるのかもしれません。学生が来れば勉強や就職活動の話になる。」などテーマも自由。一ファシリテーターとしてそれもまたご縁だと感じます。・・・


参加者の皆さんの数だけ様々な対話や心の交流や意見交換などによりアイディアが話が自然発生し、その結果、同じ時間空間を過ごした皆さんが、それぞれの新しい「ものの見方」「出会い」「考え方」「価値観」など、様々な形での「気付きを」手に入れる・・・


そんな年齢、性別、職業、お悩みや心の症状有り無しの垣根を越えた心の温泉、お茶の間で語らうような暖かな空間の中での気付きや心の交流や出会いの場などの多目的にご利用いただける、そんな空間だとイメージしてみてください。




現代社会、皆さんどのように日々を過ごされているでしょうか?日常を思い出してみてください。心の仮面を被らない自分でいられるときはどれだけあるでしょうか?あらゆる場面の人間関係でお疲れなのではないでしょうか?



「空気を読まなくてはならない。相手に合わさなくてはならない。気を使わなくてはならない。どうして現場の状況を理解しないのが上司なんだ?努力しているのに遊んでるあいつより成績が上がらない。失恋したら仕事も人生も楽しめなくなってしまった。家族のために働いているのに、家に帰ったら、女房が実家に帰っていた。何もする気が起きなくなった。自分が自分である感覚がわからない。何かもう少し自分を充実させるには?友人が欲しい。人脈が欲しい。世界を広げたい。」



その他にも人の人生の数だけ色々な種類の悩みは沢山あるでしょう・・・・



そして、これらの例の中には共通性があります。それは大抵、人間関係のお悩みから始まっています。世の中のお悩みや心の症状の根底には人間関係、様々な生活場面での人との関係性が根底にあるといえるでしょう。



しかし、現代社会の私たちが、「人間関係のしがらみから逃れよう!さぞ楽だろう!」と、今度はまったく、人との関係性、繋がり、コミュニケーションを一切絶つ。あるいは望む望まないにかかわらず、そのような状況に突然遭遇したら私たちはどうなるでしょうか?
 



想像してみてください。あなたがこの世の中でたった一人になった時を・・・・・あなた以外は誰一人としてこの世に存在しない世界を・・・・




その中で私たちはあらゆる関係性、例えば、環境に対して、行動に対して、能力に対して、自己価値観に対して、自分が自分である所以、自己認識アイデティティ、自分の実存、存在を認識することができるでしょうか?「誰かと話したくても誰もいない、一日中寝ていようが、何かを食べていようが、人間は一人もいない、遊んでいようが、何かに打ち込んでいようが、それを気に留める人はいない・・・」そんな自分以外誰もいない世界で、私達は、豊かさを感じたり、充実感を抱いたり、夢を描いたり、目標をもったり、人として実存を感じながら、自分の自分たる所以を感じながら、自分の存在を認めながら生きていくことができるのでしょうか?


私たちは誰かに信じられているからこそ頑張れたり、誰かと愛し合っているからこそ、苦境を乗り越えたり、愛を感じたり、より慈悲の心で愛し合えたり、誰かに助けられたり、持ちつ持たれつの関係性があるからこそ、感謝できたり、その相手にも何かお礼をしたくなったり、誰かと関わって失敗を指摘されたらこそ、そこから学んだり、気付いたり、誰かに褒められたら、心が豊かになったり、目標ができたり、夢ができたり、やる気がわいたり・・・・そのような感覚で自分の実存を認識しているのではないでしょうか?


私たちは人との関係性、繋がり、コミュニケーションがなければ、このような自分という実存。自分たる所以、自分の存在、自己認識、人生を生きているという感覚を感じ事すら難しい存在だといえるでしょう。私たちは、人との関係性、繋がり、コミュニケーションがなければ、自分の実存。自分たる所以、自分の存在すら、自己認識を現代社会で苦しんでいる割には、それがなければそれもまた、精神衛生を保つことができない矛盾した存在であるとも言えるでしょう。


木陰の風にお越しの皆さんの悲痛な嘆きや悲しみや怒りの声の数々、「某有名なカウンセラーやセラピストからあんなことを言われた。ドクターから頭ごなしに言われた。責めれ、余計に具合が悪くなった。」などなど・・・数限りない悲痛な叫びや、ボランティアとしてホリスティック・コミュニティーカウンセラー、ファシリテーターとしてエンカウンターグループの参加者の皆さんのお話を数多く聴いてきた者としても改めて、今の画一的なカウンセリングマインドになりがちになってしまう現代社会であるがために起こる人間関係を起因とするお悩みや心の症状の数々に対してどうしたらよいか?個人カウンセリングでできる範囲はでは収まりきれなくなりつつある。だからこそ、今から世の中のカウンセリングマインドを変えるために、そして、身近にカウンセリングマインドの裾野を広げるためにもエンカウンターグループの場は必要だと痛切に感じます。


このような考えを元に、エンカウンターグループスペース木陰の風は定期的に開催されています。




エンカウンターグループスペース木陰の風に参加していただく前に・・・
 
1)参加者の皆さんは、その時の気持ちのままに、何か打ち明けたい話があれば、それを話すことも、話さなくてもいいのです。他の人の聴いているだけでもいいのです。誰か相談をしているとき、何かアドバイスがあれば言うことも、言わなくてもいいのです。ジャンルにとらわれず思いのまま、話したいと思ったことを話すことができるのです。胡坐をかいてもいいのです。目をつぶりたくなったらつぶって瞑想されるのもよいでしょう。社会生活の中の「空気を読んだりしなくてはならない空間とは真逆の空間、心も体もありのままでいられる場所。」だと思ってください。笑いたくなったら笑うこともできるのです。泣きたくなったら泣くこともできるのです。思いを吐露したり、愚痴りたくなったら愚痴ってもいいのです。参加しているその時のあなたの気持ちの赴くまま、エンカウンターグループに参加しているという「今」という時間の流れに身を置いてみてください。



2)専門的なことは一つだけです。「ファシリテーター」というエンカウンターグループの進行役がいます。進行役といっても、見守り役です。役目としては参加者皆さんを見守り、話の流れの中で、対話の場の空気感が滞っているようなとき、その場の空気をできるだけ皆さんが気持ちよく対話できるようにすることです。例えるなら、ファシリテーターは、オーケストラの中の指揮者です。演奏者の皆さんが心地よく演奏できるように促すのが仕事です。そして、ファシリテーターも同時に参加者でもあります。個人カウンセラー時のように、カウンセラー的な間接的な表現を使わず、日常会話レベルで皆さんと一緒に参加します。例えば、その場で参加者の中での空気感に異変がある場合は、一人の実存、人間として、日常会話レベルのように、カウンセリング的にアプローチするのではなく、時には普通に「~さんがちょっとお辛そうなので、この話はやめませんか?」などと直接的な表現を使うこともあります。そこが、個人カウンセリングのカウンセラーとファシリテーターの違いだとお考えください。それ以外は、実質、見守り役だと思ってください。
 


3)お時間は午前中2時間半、午後二時間半です。どちらか一方に参加希望の方も大歓迎です。参加者はファシリテーター含めて3名から9名で行われます。その間にトイレに行きたい方は遠慮なくどうぞ。また、参加者は性別年齢、職業、お悩みあるなし関係なくご参加いただけます。たとえば、カウンセラーやセラピストとお悩みの人と友人が欲しい人のエンカウンターグループなど、個人カウンセリングの世界ではありえない様々なエンカウンターグループが開催されています。



4)ニックネームまたは本名どちらでもかまいませんが、基本ニックネームで呼び合います。エンカウンターグループ内で話されたプライベートな内容は原則的に参加者以外の第三者にはむやみやたら話さない。これはカウンセリング守秘義務と同じとお考えください。


※個人カウンセリングご希望の方はエンカウンターグループの時間終了後、ご予約いただけます。詳細につきましては、トップメニューバーの「カウンセリングについて、カウンセリングの流れについて」「ご予約と料金について」その他各リンクからご覧ください。


これだけです。これだけなのですが・・・・・これまでの過去、エンカウンターグループにのみ定期的に何度も参加される人もいれば、個人カウンセリングの後、このエンカウンターグループに参加している人もいれば、最初にエンカウンターグループに参加した後、個人カウンセリングを受ける人など様々ですが、規模の差はあれ、みなさん、エンカウンターグループに回を重ねて参加される毎に、「ありのままでいる、エンカウンターグループの今という時間を過ごす」ことで、参加者の皆さん様々な何か気付きや変化をし始めるようです。笑えなかった人が笑いだしたり、対人恐怖だった人が、積極的に話しだしたり、友人を作り出したりなど・・様々に皆さんが「未来」へ動き出すのを垣間見てきました。




このような方にお勧めです、皆さん様々なご利用の方をされているようです。


●個人カウンセリングはちょっとハードルが高そうに感じる、一対一だと緊張してしまう。まずは集団カウンセリング感覚でエンカウンターグループを体験してみたい。
 
●個人カウンセリングを他所の有名なカウンセラーや、臨床心理士や心療内科などでもお薬を飲んできたりしてきたが変化せず、どうもカウンセリングには懐疑的になってはいるが、自分を変えたいと思っている。
 
●以前からエンカウンターグループに参加してきたが、どうもルールルールと縛られている感じがしてそれが逆に居心地悪い経験をしたことがある。
 
●金銭的に余裕がないので、まずはグループエンカウンターに参加してみて、それから個人カウンセリングを受けてみようか考えてみたいと思う。
 
●まずは他人に自分の話を聴かれる勇気がないので、個人カウンセリングを受け、それから気が向いたらエンカウンターグループに参加してみたいと思う。
 
●純粋にいろんな出会いを求める方、友人であったり、仕事の人脈を広げるための出会いに使いたい。




非構成エンカウンターグループはその時その時の心の状態でいられる空間です。ウマは私ですが、こんな恰好で会社の会議や授業は受けられませんが、非構成エンカウンターグループならいい意味でなんでもありな空間です。ありのままでいられる空間、非構成エンカウンターグループにどうぞ身を置いてみてください。ファシリテーターとして、一催眠療法家、一カウンセラーとして、様々なエンカウンターグループの場を体験していると、よく感じることは一種の集団自己暗示、催眠空間の場だいうことです。そして、もう一つ思い浮かぶのは瞑想状態、禅の感覚です。 カウンセリングルーム木陰の風でのエンカウンターグループは畳の部屋で行われています。コンクリートに囲まれたオフィスやマンション、ビルなど靴を履いて生活することに慣れている現代人の参加者の皆さんが和室の空間で靴を脱ぎ、お互いがお互いを確認し合えるように輪を描いて輪の中心を向いて皆さんがそれぞれお好きな大勢で座布団の席に着きます。靴を脱ぎ畳の感触、木のぬくもり、障子や襖の雰囲気の中にどうぞ身を委ねてみてください。(もちろんその時、あぐらをかいても、正座されても、足を投げ出されても、肘をついても、体育座りしても構いません。お好きなリラックスした姿勢でどうぞ)そして、皆さんのお好きなリラックスした姿勢で、ちょっと癒し系の音楽やイージーリスニングの音楽やクラシックの音楽が流れる中、エンカウンターグループの中で「今」という空間を共有しながら参加者同士がその時の気持ちのままに、誰からともなく話し始めたりすることで、エンカウンターグループは進行していきます。どうぞその「今」という感覚に身をゆだねてみてください。話のテーマもその時その時の参加者によって毎回様々なテーマになるでしょう。今日はどんな参加者がお越しになるのだろう?どんな話になるのだろう?どんなご縁が生まれていくのだろう?私はそれもファシリテーターとしての密かな楽しみになっています。
 
2時間半の「今」というエンカウンターグループという空間を共有された参加者の皆さんのほとんどが・・・・・・


「2時間半が半分に感じた。言えなかったことが言えた。いつの間にか悩みを打ち明けてた。不思議と涙がでた。今まで味わったことのない前向きな気持ちが生まれた。気付きが生まれた。なんかほかの参加者さんの話を聴いているうちに自分の悩みが滑稽に思えてきた。目標が見えてきた。久しぶりに心からリラックスできた。視界が広がった気がした。人と話すのがこんなに豊かな気持ちになるとは思わなかった。」などなど、参加者それぞれみなさんが様々なこのような類の感想を口にされていきます。そして、何度もエンカウンターだけお越しになる方も沢山いらっしゃいます。カウンセリングについて興味を持つかたもいれば、友人を作る方もいれば、名刺交換する方もいれば、これも様々です。


私自身ファシリテーターとして毎回皆さんと共にエンカウンターグループに参加しているときに、時々、参加者の皆さんの対話のリズムや話題が盛り上がったり、静寂に包まれたり、さまざまな話の流れのメロディーに身を委ねていると、オーケストラの中にいるような感覚になり心地よいリラックス感で催眠状態に入っていると感じる時があります。


一催眠療法家としての視点から見るとこれはもう自己暗示、催眠空間と言えるでしょう。私も参加者の皆さんと同様で、一回のエンカウンターの2時間半~3時間がもっと短く感じます。これは意識の皮がはがれ、無意識の果実が表面化し、豊かな「今」という時間を参加者の皆さんと共有したからこその「時間の湾曲現象」いう催眠の体験に他ならないと感じます。だからこそ、意識することなく、話せなかったことを相談できたり、自然に涙がでてきたり、リラックスできたりなどなど・・・・このような感想を参加者が抱くのだと思います。

そして、一カウンセラーとしての視点から見るとある参加者にとっては参加者の中にプチカウンセラーのような存在が現れたり、アドバイザーが現れたり、全く違う今まで出会ったことない人の話を聴いたりと、参加するだけでも様々な世界に触れること、様々な出会いでの視野の広がり、これは近代カウンセリングにも必要不可欠な要素なのですが、エンカウンターグループに参加するだけで、皆さんそのようなそれぞれにとっての「気づき」が生まれるようです。その時々の参加者の皆さんによって様々なジャンルの学びも生まれるようです。


このエンカウンターグループがなぜ参加者の皆さんに様々な「気づき」や「変化」や「安心感」をもたらすのか?


数多くのエンカウンターグループに携わってきた者として・・・・・「安心できる心の拠り所・時間・場所」があまりにも現代社会には残念ながら少ない。私は昭和世代なのでよく覚えているのですが・・・

昔は当たり前のように近所のおばさんが近所の子供に注意することができました。近所のおじさんがまるで学校の先生のように親のように近所の子供を見守りながら注意する場面がありました。ご近所の人たちがお店が家族の代わりになったり、先生の代わりになっていたのです。相談相手が家族や学校、友人以外でも様々な生活場面でいたということでしょう。ご近所付き合いも密接で、子育てや、家庭について、旦那さんの愚痴まで、井戸端会議レベルで様々な相談事や愚痴を言い合ったりできました。当時は自然に、身近なレベルで生活の中で一人一人がカウンセリングマインドを知らず知らずに身に着けていったと一カウンセラーとして感じます。



ところが、今の現代社会ではそのような機会がどんどん無くなりつつあるといえるでしょう。経済が発展し、パソコンや携帯電話やスマートフォンなどの情報端末の普及により、簡単な対話なら直接会わなくても済んでしまいまう。仕事さえ人と触れ合うことなくできてしまうのです。商店街に行くまでもなく、ネットの空間で大手のスーパーや百貨店や量販店で買い物もできてしまいます。9時~5時の生活リズムはなくなり、夜勤をしたり、残業したり、シフト性になったり、フレックスタイムになったり、非正規労働が経済活動の支えになる。生活時間にも多様化が進み、結果、各家庭の生活リズムや価値観にも違いが表面化し、価値観の多様化による行き違いで、ご近所同士の付き合いは減り続け、マンションなど、隣の人とは挨拶もしたことがない肌寒い人間関係が当たり前になり、家庭では夫婦親子関係で様々な問題が増え、子供は減り、核家族化が進み、お隣とは顔を合わせない。人との温もりを感じないままの人と人とのコミュニケーションが当たり前になっています。教育現場での親同士の人間関係も価値観の多様性から複雑になっています。経済活動の多様化により、私たちは、たしかに物質的に豊かで便利なものは昭和の時代では考えられないくらい、まるでアニメやSF映画のような発展を遂げ、天井知らずで便利で豊かなものが世の中に氾濫していく一方、どういうわけか、反対に悩める人は増え続けています。



そんな現在だからこそ、心の出会い、交流、魂の交流が人と人の対話を皮膚感覚で気軽にできる、そんな昭和のご近所付き合い、井戸端会議ができるような、お茶の間感覚の「場」が、「心の陽だまり」を得る「場」が必要だと日々のカウンセリング現場で痛切に感じます。




私たちはどこか心の奥底で、人と人が直接コミュニケーションし、肌のぬくもりを温かさを生の声を聴きながら交流しているのを求めているのではないでしょうか?




どんなに時代が変わっても、エンカウンターグループの参加者の皆さんをファシリテーターとして垣間見ていると、あるいはカウンセリングの現場で、皆さんのお話をきくと、それは変わらない気がしてなりません。




「心のお茶の間語らい空間・エンカウンター・グループスペース木陰の風は」どなたでもご利用いただけます。様々な出会いが皆さんを待っていることでしょう。エンカウンターグループに参加しているという「今」という時間に身を委ねてみてください。思いのまま、発言したり、感情を表に出す、温もりを感じながら、人と人の心の交流を直に感じてみてください。過去の例を思い出しても、その中から自然発生してくる豊かなアイディアや、価値観や、出会いや、気付きなど、エンカウンターグループの無限の可能性の豊かさには未だに驚かされます。こればかりは体験していただくしかないと思います。当日ご連絡いただければ、飛び込み参加も途中参加も大歓迎です。まずはお問い合わせ、お申込みください。皆さんのご参加を心よりお待ちいたしております。

カウンセリングルーム木陰の風
エンカウンター・グループスペース木陰の風主催ファシリテーター
ブリーフセラピスト・心理カウンセラー

大島 力弥


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